明日から中弁連大会が岡山で開催される。そのために日弁連会長，副会長，事務総長らの日弁連執行部が続々と岡山入りしている。日弁政治連盟，年金基金などの外郭団体関係者もきている。そして，各地方ブロック会からも来賓が参加する。明日からの大会を開催を前に，こうして集まった方々と中国ブロックの理事者らとの交流をしようと前夜懇親会が開催される。いよいよ中弁連大会の始まりである。
私もいろいろな方と懇談することができた。私が日弁連の理事を担当していたときの会長は政治連盟の理事長として参加である。同じ時期副会長をされていた方ともおあいできた。あるいはかつて日弁連の消費者問題対策委員会の同じ部会で活動していたことのある方とも久しぶりにおあいできた。遅れて参加した事務次長は，かつて公害輸出問題でマレーシアでの海外調査にご一緒した方である。こういう大会での楽しみは，さまざまな過去の交流関係を思い起こさせてくれることと，その人たちの活動をみて元気をもらい，勇気づけられることである。
政権交代にともなって，日弁連の政権のシンクタンク的な役割を果たすべく，政府とも接触の機会が増えているようである。事務次長から，厚労副大臣に会いに行った際に，秘書をしている私の長女ともあったと話してくれた。細川厚労副大臣も弁護士である。日弁連の多くの委員会活動は，人権問題のからむ分野の政策立案に関して活用して頂ければ，貴重な情報を提供できると思うし，共同作業があってもいい。法務大臣をはじめ，弁護士の多い今度の政権は，日弁連としては接することに抵抗感が少なく，窓口は慌ただしい日々を過ごしているようである。
さて，明日の議事もどれほどスムースに進行するかどうかは全く予想がつかない。すでにもめそうという議題がある。明日の懇親会が予定時間に開催できれば成功である。少しばかりの緊張感をもって，これから眠る。