食の安全

2009年10月23日

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昨夜は大山の近くの蕎麦やさんに宿泊して,米子の弁護士さんたちと事件の準備,打ち合わせをした。この場所を準備いただいたのはもちろん米子の弁護士さんであるが,特色ある店であった。

食の安全に徹底的にこだわった店である。まず,店の建物は,10年ほど前に店主が自前で建てたものであるとのこと。だされた蕎麦は,厳選されたそば粉に自然に生えている自然薯をつなぎに使用して,店主がみずからつくったものである。なめこ蕎麦のなめこは,大山の山のなかの自然に生えているものを採取してきたものだ。茶碗蒸しの卵は,その家の庭で飼っている烏骨鶏の地鶏が産んだものである。豆腐も契約農家で無農薬で栽培された大豆で店主が豆乳を絞って作った自家製である。そのおからは,飼っている山羊のエサとなる。その山羊の乳をつかって,濃厚なチーズケーキがメニューに加わる。朝ご飯にでた梅干しは,自然に生えている梅の木から採取して,一つ一つ丁寧に作られたものである。料理に使われる水は大山の地下水で,自宅の井戸からくみあげていた。究極の地産地消である。食の安全に徹底的にこだわった結果だとか。

このなめたけが今年はほとんど採れないとのこと。寒くならなければたけははえてこないが,その冷え込みが少ないとのこと。温暖化の影響が確実に大山の自然のなかにみられるとのこと。説明によれば,きょうから紅葉まつりとなっているとのことであるが,紅葉にはまだまだ早い大山であった。昨夜,12時頃に外に出て星をみてみた。流星群がみえるかもしれないからだ。私は見ることができなかったが,15分ぐらいのうちに4つぐらい流れたようだ。大きなダイナミックな空に星がほんとうにきれいに大胆に輝いていた。自然のなかでみる星空は,時の流れを越えた命の不思議さを感じさせられる。

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