大原美術館

2006年8月30日

午前中は家裁倉敷支部、地裁倉敷支部の2つの事件があり、午後2時から地裁倉敷支部の事件があった。いったん岡山の事務所に帰ってもすぐにまた倉敷にこなければならず、倉敷に留まり大原美術館に足を運んだ。モネの睡蓮、ゴーギャンのかぐわしき大地、マティスのマティス嬢の肖像、ルノアールの泉による女、モローの雅歌などの著名な繪はがちんこ対決とかで現在東京国立近代美術館に出張中。エルグレコの受胎告知は留守を守り、インパクトという企画展が行われている。rnrn日本にまだ美術館がないころに画家児島虎次郎によって収集された絵画を、1930年に大原孫三郎によって設立された美術館で公開することになった。日本の画学生がヨーロッパ絵画に圧倒され、その素晴らしさと感動を日本の後世に伝えようと収集されたものである。ルーブル美術館と比べればそのほんの1区画にある位の絵画ではあるが、日本でこれほどまでに揃っている美術館はあまりない。企画展では児島虎次郎の絵画もたくさん展示されていた。常設展ではみられなかった当時虎次郎が出会った画家達の繪も展示されていた。このような繪を最初に観たときの児島虎次郎の感動と驚きはいかほどのものであったろうか。歴史上の天才たちの感動と思索のその一部でも共有できることが絵画鑑賞の醍醐味である。大原美術館での唯一の18世紀絵画のエルグレコの受胎告知は、やはり一番の宝なのか、美術館にしかっりと残っていた。rnrnこうして。昼間の豊かな2時間を過ごさせていただいた。留守となっていたセガンティーヌの真昼のアルプスのしおりを買って早速使っている。

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