ここのところ出歩くことが多い。机に座って,じっくりと記録を読んだり,法律構成を検討するという時間がとれていない。その分,デスクワークが溜まり,机の上の記録のヤマが徐々に大きくなる。そのことが,ストレスになり,頭がスッキリとしない。
きょうも,午前中は新件の相談が1件と,労働事件の陳述書作成で目一杯となり,メールの案件をいくつか処理をしたところで午後からの岡山市の法律相談の担当のためにでかけた。6コマの法律相談があり,4件が遺産分割がらみの相続問題,1件が相続のからむ借金問題,そして1件が交通事故関連の相談であった。相続問題の相談がなんとなく増加してきているように思われる。
この法律相談を終えて,大阪に事件の打ち合わせにでかけた。かなり難問の事件である。その道の一流と言われる弁護士とともに事件を処理していて,その打ち合わせであった。一つの事件を複数の弁護士と相談しながらすることはずいぶんと勉強になる。いろいろと知恵もでてくるものだ。かなりシビアな事件であり,しかしどしても勝ちたいとおもっている,いや勝ってあげなければならない事件である。訴訟提起まであと一息のところまでこぎ着けた。関連の別件事件は既に岡山で他の弁護士と共同で受任して始まった。大阪での打ち合わせもこれで4回目である。でかけるごとに勇気づけられている。