ハイチの地震による被害は，国の統治機能を失わせ，いや消滅してしまいかねないほどの被害をもたらしている。中南米の国かなと言う程度の知識しかなかった。早速，地図で確認し，ウイキペディアでこの国の概要を調べてみた。こんなことでもなければほとんど気にすることのない国である。世界でもっとも貧しいとも言われている国のようだ。被害に遭った人々の状況は阪神淡路大震災をみてきた私たちであっても想像もできない。震災のあった１月１７日に近い時におきたので比較しながらニュースでも語られている。貧しくてそして分裂して抗争をくりかえしているこの国に回復しがたい甚大な被害をもたらしている。どんな風に祈ったらいいのか。地球儀を回して中南米の場所を確認しながら，その光景を想像していた。
今年は地区役員をしている国際奉仕団体の研修会に出席していた。シカゴに本部のある団体である。新人研修の場であり，会の目的，メンバーであることの意義，奉仕活動の概要など国際的に共通の規則などにもとづいての研修である。ハイチのこの被害に世界レベルで対応が必要とされていると思われるが，この団体として世界ではどのように関与するのだろうか。きっとどこかのレベルで話はなされていると思われるが，今日の話題としては触れられなかった。