それでもまだ民主党に期待

2010年2月8日

関係しているある衆議院議員の高校同窓メンバーによる後援会の総会。議員もきて,やはり一番に小沢問題など政治と金に関する問題について報告があった。しっかりとした視点をもって,それぞれの問題について自分の意見をきちんと説明された態度には納得した。

しかし,民主党に期待していたことと違うのではないかとの意見もあった。民主党を支持している人の幅は広く,その幅のなかでの位置によって,今起きている問題の評価も大きく異なっている。私が脈絡なく,思いつくまま感想を述べてみると

1,鳩山さんは,それなりに純粋に一生懸命やろうとしている人である。その意気込みは,評価できる。

2,鳩山さんのお金は企業からもらったものではないし,私腹を肥やしたものでもない。我々とは異なった金銭感覚ではあるがそれはやむをえない。辞職するほどのことはない。

3,小沢さんについては,やはり政治資金の使い方には問題がある。秘書が3人も逮捕されたなどの事実があり,自らの起訴はなくてもこのまま民主党の中枢で仕事をすることは,国民の理解は得られない。やはり,役職からは降りるべきである。

4,小沢事件は,検察が当時野党の党首であった小沢さんをねらい打ちにした国策捜査であった。与党の時にこれだけの戦いを仕掛けてくるのは東京地検も骨があると評価してもいいが,野党の党首をやり玉にあげようとして,それが失敗に終わっている。みっともない。民主党の与党になってしまって,下手に検察批判ができなくなって辛いところである。

5,政治と金の問題は,本来民主党がそのあり方を強く主張していきていた。その本来の作業を急ぐべきである。

6,政府与党があえて小沢批判にでないのは,まさに政治改革を成し遂げようとしているときなのであって,今は割れているときでないという一致した見識があるからである。このことで民主党には自由がないなどと外からの批判はあたらない。

などなど,,,,,まだまだ従来の自民党よりは改革の道筋が見えるという意味で,民主党には期待したい。そう言う思いから,甘い評価をしているということはわかっているつもりである。

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