硬式野球部の練習中に怪我をして、学校の安全管理の責任を問う裁判を提起していたことが報道されたことをこのブログで触れた。既に事故から1年余りを経過しての提起である。問題提起をした親に対してなんら誠意をもって対応しなかった学校側の態度が親を訴訟にまで決意させた。rnrn今日は、この事件の県側の代理人に就任予定の弁護士から非公式に今後の進行について話があった。事故の態様が当方の主張内容と真実と異なる、訴訟を継続すれば生徒が訴訟に証人などとして出頭しなければならなくなる、父兄会も当方の見解と異なる、訴訟を継続すれば親、生徒そして当方の人間関係がおかしくなる、そのことは決して原告本人のためにはならないとの指摘であった。それらのことは当然に危惧される所である。しかし、どうせ先生が現場にいてもいなくても起きた事故だから関係ないと済まされることが生徒の親としてはがまんできなかったのである。こんなことを言われて訴訟を取り下げたりはしないであろう。今後の安全対策について学内できちんとした体制をとることが約束され、現場でそれが実現すればそれで満足なのではないか。被告側代理人の今後の人間関係を心配する気持ちは理解できるが、そのことによって問題にしようとしていたことに蓋を閉めさせることになるのであれば、それはできない相談である。学校での安全が確保されることが目的の訴訟なのだから、今後のあり方を誠実に検討していただくことが円満な解決方法である。たとえ当方の敗訴の結果となっても。
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部活動安全管理責任を問う訴訟の波紋
2006年8月24日
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