昨夜は，久しぶりに青年法律家協会の勉強会があった。若い会員が，取り扱っているケースについて悩みを報告し，参加者で討論するという会であった。それが終わって，深夜までのみんなで飲み会となった。かつて「司法反動」と真正面から戦い，「司法改革」の中核を担ってきた歴史的役割をも今の若い人々はあまり知らないようだ。青法協とは何かも知らない司法修習生の参加もあった。もっとも，我々も特に青法協として何かをやってきたわけではない。公害問題などで弁護団を組むなどして，いっしょに事件処理をしてきた仲間たちという程度のことである。
さて，きょうからゴールデンウィークの始まりである。これからの１週間は，特に提出しなければならない書面はない。来週の大学の講義も１回休みである。日程に束縛されない１週間であり，とくに特別の予定はないがそのことがなんだかうれしくさせてくれる。きょうは，関わっている国際奉仕団体のキャビネット役員研修会があり，それに参加していた。明日は，事務員は休日にした。私は法廷の予定ははいっているが，３０分ほど手続きのために裁判所にでる要件と打ち合わせ１件がはいっているだけである。１件だけ法廷外の処理期限の迫った事案があり，これは間違いなく手続きを完了しておかなければならない。そして，明日にはこの連休中に処理すべき案件を整理しておこうと思っている。そうするだけで相当気分がすっきりする。連休の終わったとき，机の上の書類がすべて整理されて，きれいに無くなっていることを期待している。こんなことが考えられる気分が嬉しい。