昨日のことである。もう７，８年前に保護司であり，少年たちの更生の手伝いをしている知人とともに高校を中退した少女の相談を受けた。その少女の指にはつたない入れ墨があった。生活環境が安定せず，荒れている状況であった。その時の子が親族を連れて相談にきたのである。その親族の相談も深刻な内容であった。しかし，その子がその人をサポートして，私のアドバイスをしっかりと受け止めて，その人の力になろうとしていていた。あのときは大変だったねと話を向けるとにやっとして唇に入れ墨の残った手をあてて「シーッ」とする。そして子どもはもう小学校に入学したそうである。夫の話もでてきて，しっかりと信頼しているようである。今回も深刻な相談であったが，以前の少女だったころからずいぶんと成長した姿と態度をみて，なんだかほのぼのと嬉しくなった。
金曜の夜は，このブログを書かないことが多い。それは，深夜，テレビ朝日系列の「探偵ナイトスクープ」を見るからだ。以前はもう少し早い時間帯にあったが，今は０時２０分からである。これをみてそれからブログを書くのは時間が遅くなりすぎるからである。この番組のファンであり，毎週欠かさず見ている。出張の時も必ず見るようにしているのだが，こんなにおもしろい番組であるにも関わらず，関東地方にいくと放映されていないのである。また日本海側にいくとほとんど見ることができない。岡山でも普通の時間帯ではなく，深夜に追いやられている。大阪では大人気の番組である。大阪の笑いと関東の笑いとはやはり違うのかと思う。特番で一度全国放映となったが，これが東京では極めて低い視聴率であり，東京では二度と復活することはないであろうと言われているようだ。この番組の話をしだすと止まらない。話したいことがいっぱいでてくる。だからやめておく。もしかしたら，来週も金曜日は書かないかも知れない。