占い,スピリチャル,,

2010年6月8日

女性週刊誌をみると占いなどの広告が未だにたくさんでている。魔よけ,幸運を呼ぶラッキーグッズなどが高額な価格で販売されている。テレビの朝番組では今日の占いコーナーのようなものがある。批判されても放映され続けていることは視聴率が結構あるということだろう。

この種の記事を見て,次々と商品を購入し,ついには買わなければ不幸になると恐怖のなかで購入せざるをえなくなったとの相談をここのところ立て続けに受けた。1件は軽い知能障害がある方であった。たくさんの商品を次々と購入したが,自分の運勢はちっともよくならないし,購入した商品もどうみてもメッキものであることが一目瞭然というものであった。もう1件は,販売している商品の金額がべらぼうである。数点で1000万円を超える。購入をやめれば,地獄に堕ちるなどと恐怖に陥れられ購入をさせられた。その代金が支払えないとなると風俗にでも行って働いて返せなどと激しく取り立てられ,ついに風俗の仕事をすることとなった。この段階で,はっきりとこうした関係を断ち切りたいと決断したのだ。これから交渉が始まる。場合によってはこの広告を掲載しているメディアの責任も問えるのではないかとも思える。

こんな霊感商法の相談のほかに,週に2,3度はカルトとの関わりについても相談がくる。なかなか病める社会にはびこるカルトはなくならない。きょうも某大学の先生から,学生が関わりをもった団体についての問い合わせがあった。ひろく若者の世界にもこの危険はすぐ隣にある。

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