やはり15日参拝か

2006年8月15日

首相は、もっとも政治的影響の大きい明日の15日に参拝するようだ。問題点が明確にわかっておきながら実行するのだからほんとうに質が悪い。これから明日に向けて一刻一刻と緊張感が高まっていく。次女はこれを報道する側にいて、おそらく今夜あたりから寝ずの番で1日中振り回されるのであろう。騒然とした状況となることが予想されるが、なにはともあれ平穏に明日一日の取材を無事に終えられることを祈っている。rnrn次期首相候補の安部さんも前から靖国参拝論者である。この人も信念として靖国参拝すべきであるとの考えを持っているようだ。「信念の人」というのは聞こえはいいがその信念がひどいととんでもないことになる。この人の叔父さんに当たる人が岸信介で1960年に日米安全保障条約を締結した時の首相であった。私はまだナマ小泉も、ナマ安倍もみたことはないが、ナマ岸はみたことがある。小学校6年生の昭和34年秋であったと思う。そのころ、既に日米安全保障条約の締結の是非が国民的議論となっていたと記憶している。岸首相を見たとき、スポットライトを浴びて赤い顔をしていて、あの人が「あの悪い首相」かと思いながら見た記憶があるからだ。この条約を巡り、60年安保闘争という出来事があり、10年目の改訂期を迎えて学園紛争と重なった70年安保があった。「戦争を知らない子どもたち」が流行ったころだ。そして、エンタープライズ、原子力潜水鑑が日本に問題なく寄港し、自衛隊は紛争地域にまででかけることが日米安保条約があるなか当然のようになってしまった。そして信念の人安部さんが首相になってまたまた大きな転換期をつくるのではないかと心配する。rnrn今日事務所にでていると数社の新聞記者から連絡がはいった。高校野球部での事故に関し、安全管理の責任を問う裁判を提起していたのだが、その事実が裁判所の取材で判明してこれに興味をもって、さらに詳しい事情が知りたいとの取材電話であった。二人は事務所までやってきた。記者によっていろんな違った反応があるのがおもしろい。あす、もしかしてどこかの社が報道したら、今日取材にさえこなかった社の人は慌てるであろう。そう思いながら、我が子と同じ年代の記者たちをみると前のように意地悪くはしていない。おそらく、取材する側からは親切な弁護士さんであると思う。

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