病院での待ち時間

2010年8月13日

既に15年ぐらい降圧剤をのみ続けている。きょうは,その薬をもらうために病院にでむいた。念のために午前中は他の予定をいれないでいた。時間に迫られて,いらついて血圧があがることになってはと思ったからだ。9時前には病院についたが,少し待たされて血圧と体重の測定,しばらく待って医師に血液検査の要否を確認するとの連絡,少し待って血液検査をするという。採血があって結果がでるまで40分ほど待つことになることが告げられ,40分ほど経過するとやっと診察。そこで従来通りの処方箋をいただいて薬局で薬を確保して帰ると11時30分ほどであった。もともと予定していた時間内であたので,多少いらつきながらも,比較的落ち着いていられた。その成果,今日の血圧の測定成績は良かった。

午後から大阪の法律事務所での事件の打ち合わせであった。法律的論点を多く抱えた事件ではあるが,どうしても勝ってあげなければと知恵を絞って,大阪の弁護士2名と岡山の弁護士1名に応援を頼んでの事件である。複数で担当する事件は,それぞれの個性で事件を見つめる眼が異なり,その考えをぶつけ合うことによって,新しい見方が生まれてくるなどなかなか楽しくもあるものである。JR大阪から地下鉄谷町線に乗り換えるまでのあいだにデパ地下に面した通路を通る。そこで,買い物客がいつも通路まではみ出して長い列をつくっている店がある。列を作っているのをみるだけでなにかとてもいいものを売っているように思わされる。一度,どんなものを売っているのかと列の先を見たことはあるが,特別なもののようには思えなかったが,,,,,,。病院であんなに待っていたら血圧があがるななどと午前のことを思いおこしながら,ここを通り過ぎて行った。きっと,あの行列をみただけでいいものだと信じて並んでいる人もいるのでは。そうだとすれば,最初に行列をつくったことが立派だ。

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