実は,今日,白内障の手術をした。片目は眼帯で,もう一方の眼は眼鏡をかけられなし,手術をしたほうよりもさらに症状がわるい状況なので,今は細かいことがほとんど見えない。明日の眼帯がとれる時がまちどおしい。
白内障の手術と言えば,10分ほどであること,日帰りでもできるなどと簡単に説明されるので,気楽に考えていたが,やはりそんなに簡単ではない。手術の内容は,あらかじめ説明があったが,インターネットでその手術の様子が公開されていて見ていた。確かに,手術時間は10分ほどではあるが,手術用の服を着せられ,点滴があり,車椅子で手術室に運ばれる。そして,天井には手術用のライトが設備されている手術室で手術用の服をまとった看護師が担当の先生の他に3名いる。腕には血圧計,胸には心電図をとる装置がセットされる。緊張せざるを得ない状況に置かれた。多くの私よりはかなり年をとった人が,何気なく手術を受けていて,私が不安がるのもおかしなことと自らに言い聞かせて手術台にいた。でも,血圧があがていたようで,術後,看護師さんから緊張していましたねと言われてしまった。
今年初め,手術の適応を言われていたが,法科大学院の講義を担当していたので,1週間期間をあけることができず,手術がこの時期になった。来週,もう一方の眼の手術である。体内に人造の部品がこれで一つはいったことになった。