前期試験の採点

2010年8月19日

担当していた「消費者法」の前期試験の採点を終えた。明日が大学院に必着でなければならないものであった。白内障の手術という個人的には大きな出来事があり,ついその提出期限を失念していた。改めて,各答案を読み直し,採点をした。手術をした右目は,眼前40センチぐらいのところに焦点があっているので眼鏡をかけなくてもくっきりと読むことができる。眼鏡をかけ始めたのが高校生のときであったから,久しぶりに健康な眼であった頃の感覚をデスクワークで味わっている。

答案の内容は,それぞれ合格点であった。論文の答案の書き方としては未熟なところがあるが,私が講義を通じて伝えたかったことをきちんと受け止めて,理解していたことが答案を通じて表現されていて,嬉しく感じた。そして,設例問題では,おそらく実務を担当している弁護士でもこのようには整理して問題を考えることはなかなかできないのではないかと思えるほどきちんと前期授業で触れたことに精一杯の理解を表現しようとしていたことが伝わってきた。担当した学生たちが,実務家として活動する時がきたときに,社会に生起する問題を,きちんとした視点で,法律を駆使しながら,正義を実現していく力を持った法律家となっていくことを期待している。何年後の彼らに会うことが楽しみである。

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