数十年前の知人と

2010年10月30日

ある事件のことで,関係の情報を持っている人がいることが知らされた。名前をみるとなんとなく覚えがあるような気がした。「○○の××ちゃん」と言って呼んでいた人のことである。とりあえず連絡をとって,できればその情報を教えてもらいたいと思って連絡をとった。そして,きょう突然に連絡をいただいて事務所に寄ってくれた。まさしく××ちゃんであった。話を聞いてみると意外と私の守備範囲と近いところで働いていた。ほぼ30年ぐらい前の別の事件のときも互いに気がついていなかったが,どうやらかすっていたようだ。

私よりは下であったが,幼稚園から一緒だった。急になつかしく思い出された。しかも父のこともよく知っていて,最近も会ったようだ。父の世話好きのいろいろな話も聞かされた。以前とは違い,父もめっきり体も弱ってきていた。地域の祭りとなると御輿ついて寄付されるお金を集める役割を長年している。もうやめたらと家族ではこのところ何年か言い続けている。しかし,頼まれればやらざるをえないとか言って今年もしたようだ。今日の話によると,どうも頼まれなくてもやっているようだ。しかし,それなりに地域の人に必要とされて,それに応えようとしての意欲があることはいいが,やはりもう皆さんに迷惑をかけることになっているのではないかと心配する。

久しぶりに会った幼友達から,懐かしく子どものころのことを思い出していた。同時に既にあれから数十年を経過した今の現実を,父の話も聞きながら考えさせられた。

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