正月の休みが終わったと思えば,すぐに連休。休日続きである。正月には帰ってこなかった長男がこの連休に帰ってきた。出産のために里帰りしていた次女,その次女を訪ねてきた夫らも加わり,しばし賑やかな日を過ごした。このこともあって,なんとなく正月休みの雰囲気となってしまっていた。しかし,すませておきたいと思っていた書面を事務所にでて9日に作業をしていたところ,マウスが突然にポツと音をたてて,その後になんらの反応をしなくなった。裏面の赤外線は赤々と点灯している。キーボードで終了させたが,作成仕掛けの書面を取り出すことができない。再起動したり,マウスの初期化を試みたりしたが,反応なしだ。とても嫌な気分になり,パソコンに向かう気持ちになれない。きょう,一応,マウスの電池を入れ換えてみたところ,通常通りに作動した。ほっとしたが,やはり仕事を続ける気にはならず,あすからの仕事に回した。
パソコンのどこが壊れていたと言うわけではない。電池の換え時であったというだけのことである。しかし,マウスのポインターがどこに行ったかわからなくなり,それだけでいつもと同じようにはパソコンが使えず,仕事をする気にもさせられなくなる。何よりも明日からどうしようなどと面倒なことを考える。これで,一挙にネットワークから外れた気分にさせられる。メール,インターネット,事務所内のローカルネットなどハード,ソフトのあらゆる面でネットワークは緊密にあらゆる所と繋がり,驚くほどの情報が瞬時に入手できる状況におかれているが,なんでもない,ちょっとしたことでそれが切断されてしまうことがある。そうなるとその時はとても不安に感じることになる。実は,つい先ほど,我が家の電気のブレーカーが作動し,一瞬に暗闇の中にいた。暖房から調理まですべてが電気に頼っている。数分間の暗闇と「繋がり」の断絶には恐怖さえ感じた。