「伊達直人」

2011年1月13日

伊達直人,タイガーマスクの主人公などと言われても私にはわからなかった。ランドセルを児童養護施設などに送って話題を呼んでいる。そして,それが日本全国に同様のことが連鎖反応的に起こっている。落書きをなど悪いことの連鎖ではなく,良いことをしているのだから喜ぶべきことなのかも知れない。マスコミもこうした現象を歓迎する論調で報じている。

しかし,なんとなくこうしたことが起きていることにスッキリと肯定しがたい気持ちがおきる。善意がなんらかのイベントとして行われているように見えるからだ。そのイベントを楽しむように模倣されて連鎖的に行われている。誰が迷惑を被っている訳ではないし、善意が役立っているのであるから何の異議を唱えるべきではないのかもしれない。そのランドセルを贈ることの意味が送る人に認識されて,その先にあるものを理解したうえでなされたのなら納得であるが,面白おかしく楽しんでいるだけだとしたら,危害を加えられる人はいないが,本当の善意の表し方だろうかと疑問に思うのである。ランドセルが必要な個数,男女の別も不明なままで,適当にランドセルを置いていたなどについては,真の善意かなとも思える。児童養護施設のおかれている状況を知り,それを日常的に地道に支えている活動をしている人たちもいる。ほんとうは,そうした善意こそ,もっと注目されて,全国に広まって欲しい活動なのではないだろうか。もっとも豊にあるべき両親の愛から離れて生活し、人のぬくもりのあるわずかな愛に目を輝かせている子供たちが児童養護施設で過ごしている。

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