インターンシップ

2006年8月3日

今日から岡山大学法学部の学生がインターンシップで事務所にきている。昨年から大学からの依頼で担当することになった。期間は2週間ばかりであるが、事務所の人口密度がさらに高くなり、しばらくは少々窮屈な空間となってしまう。インターンシップの受け入れが終わると次は司法修習生を受け入れることになる。この期間は今期から3ヶ月となり、事務所にお客さん?のいる期間が長くなる。rnrn学生には、あるがままの事務所の状況を見てもらうだけでもいいと思っている。社会との接点を法律事務所をつうじて見ることによって、法律家がどんな仕事をしているかを観察してもらえればそれでいいのではないかと開き直っている。昨年事務所にきた学生は、事務所から垣間見る現実のいろんんなことに感動し、法律家になろうという意欲を強くしてインターンシップを終えた。事務所の片隅の机に座っていて、それだけで自分の進路について考え、その方向性を掴むことができたなら、私にとっても嬉しいことである。そんな感動を私自身が得たいために今年もお引き受けしたしだいである。rnrn早速、朝から統一協会からの脱会者の相談、離婚の相談、いろんな物を買わされた老人に対するクレジット会社からの裁判、新しく10月2日から業務が開始となる法テラスの説明会と体験した。一度に社会の動きのまっただ中に放り込まれた気分ではなかったろうか。落ち着かない日々を過ごすかもしれないが、法曹を目指す大きな動機付けを獲得してこの2週間を終えてもらいたいと希望している。

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