岡山弁護士会遺言センターの電話相談を3時間担当した。2名で担当していたが,私が担当したのは2名であった。相談は2件とも単純な内容であった。養子の相続権の問題と遺産分割調停事件への対応の仕方についての相談であった。いずれも人の死と財産の移動が問題となる事案である。
この相談の後に事務所に帰り,やはり人の死の問題の相談にあたった。父親が医療過誤事件で死亡し,その慰謝料を相続人として請求すべきかどうかの相談であった。これは精神的損害である慰謝料の相続の問題である。
さらに,キャンセルとなった事務所での日程にすぐに新しい人の相談がはいった。これは交通事故による死亡した事件の被害者からの相談であった。死が関わる事件に短時間に多く接したことになる。