やはり

2006年8月2日

昨日は、法科大学院での最後の講義を終えた。やはり1週間に1度だけとはいうものの気持ちのうえでかなり負担になっていたように思う。テストの講評を終えて、全ての日程を終了したときに非常に開放感を味わったからだ。rnrnしかし、やはりあの事件は良く存じ上げていて最近お会いしたばかりの方の家庭での出来事であった。週刊誌にもでたからか私のところへも何人からか問い合わせをいただいた。悲しいできごとではあるが、それでは誰が悪いのかと問われるとなんとも回答しようがない。孫に期待をかける祖父が悪いのか、期待に応えられない孫が悪いのか、十分に環境が整った家庭で子供に対してできる限りの人生の可能性を育ててやる親が悪いのか、そんなに簡単に答えがでるものではない。一方で親に見棄てられ、殺されていく子供もいる。何かがおかしい。どこかで価値観が狂っていると思いながらも回答がみつからない。人の不幸を喜ぶような週刊誌の報道では何の解決にも結びつかない。rnrnここのところ、気の重いニュースであった。

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