さすがにきょうは眠い

2011年4月12日

9日、土曜日は広島に出かけていた。弁護士から裁判官に任官する事案に関して、推薦委員会が開催されて審理がなされ、さらに、その現状と問題点について日弁連の関連委員会との懇談会があったからである。弁護士からの裁判官任官制度は、法曹一元の理想にはまだ遠いものの、その理念の実現の有力な制度の一つとして日弁連で力をいれている制度である。帰るのは夕食をすませてからであった。

10日は、県議会議員、市議会議員の選挙の投票日であった。何人かの候補者とはその選挙運動にもわずかではあるが関わってきた。都知事選挙とは異なり、最終の当選が確定したのは午前2時頃になっていた。結果はいい人もいれば、残念になった人もいる。全体的にみれば良かったと評価できるものではなかった。それから眠ったが、眠りは浅く、朝も早く目が覚めた。

そして、きょうは、担当している岡大法科大学院の消費者法の今年度最初の講義であった。いつもは10名程度の履修者であるが、まだ確定ではないせいか15名が参加していた。ちょっと雰囲気が変わり、話しづらい面もあったが、今後もなんとかなりそうかとの感覚だけはつかめた。この講義をすることによって、実は自分自身の消費者問題の取り組みについて、客観的にとらえ直してみようとも思っている。一つ一つのテーマを、今一度、今までの取り組みのなかで、間違いない対応ができていたか否かを整理し、体系的に振り返ってみるのは私にとっても勉強になると思っている。それをやりこなすには、それなりにエネルギーを要するものである。

それにしても、きょうは眠い。

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