見えない相手

2011年4月14日

劇場型未公開株被害事件!

現在、2件取り組んでいる。被害は現在進行形である。当方に相談にきて、被害回復に向けていろいろと手続きを進めているのであるから、あとは相手方を特定してどこまで追求できるかである。ところが、問題はそう簡単ではない。誰の目から見ても騙されていることは明白な事案で、しかもその取り戻しの手続きを当方に依頼しながら、さらにかかってくる相手方のいうことを信頼してまたまた取引を始めようとする。莫大な被害が少しでもかえってくればとの思いで信じ込むのかもしれない。私の目の前でさらに大きな被害にあおうとしている。引き止めようとする私に対して代理人解任をしようとまでする。姿の見えない相手のいうことを信用し、詐欺だと手口を説明している私のことを疑うという。このまま私が引き下がってもいいが、私の目の前でまたまた詐欺被害に遭うことにことになる。その人の家族のことを思うと簡単に辞任してしまうわけにもいかない。

この処理については警察にも相談をしている。私の目の前で詐欺被害に遭わないようにだけは手配できた。詐欺の被害拡大は一応はなくなった。しかし、依頼者は私を55パーセント信頼し、45パーセントは業者を信頼するということのようである。相手方がいろいろと動いて画策している間に、なんとか逮捕に至るまでになってほしいと願う事件である。

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