仕事のことでいくつか連休中の予定をたてていた。すべてやりきれていれば、今日の日は最高の開放感を味わえるつもりであった。しかし、今回は(も)、全く仕事とは離れてしまった。持ち帰っていた記録もついにみず仕舞いである。
庭の草取りをした。これが結構、やっかいなことであった。いくら抜いても、そこに目を凝らせばまだ残っている。気になって抜いているといつまでたっても終わりがこない。連休はじめに手をつけたところには、今日の段階で既にあたらしく雑草の芽がでている。庭をみて、草を見つければ、気になってまた終えていた草取りをはじめてしまうということだ。狭い小さい庭なのに。実家には苔の生えている庭がある。小さい頃、ときどき休みの日に掃除を手伝わされていた。苔の中にも雑草が生えていて、これを一本一本丁寧に抜いていく。木の根の周辺にたまっている落ち葉を拾いあげる。でもできあがるととても嬉しくなって達成感があったものだ。そんな頃の思い出をふと思い出さされていた。
昨年12月に、東京に住む次女が出産のために我が家に帰ってきていた。2月に出産して、三ヶ月になる子供をつれて連休明けに帰えって行く。生まれてきた子供ととも三代にわたって4人の家族でしばし暮らしていたことになる。久しぶりに夫婦以外の家族がともにいたことになる。生まれてきた子をみていると自分が子供たちを育ててきたあの感覚を思い起こされていた。もういちど子育てをやり直してみたい感覚にとらわれる。新しい命はほんとうにいとおしいものだ。この間、震災もあった。そんななかで与えられた命である。これから関東にかえっていくが、放射線の影響が心配である。大きな地震も心配である。どんな世界に住むことになるのだろうか、、、、。
明日から、まったなしの仕事に追われることになりそうだ。しばしの仕事から離れられた代償でもある。