続いた同種?事件の一日

2011年5月18日

2年ほど前に相談があった事案である。その事件に関して訴訟を提起されたとして受任することになった。婚姻関係にある女性と交際したことの責任を問うという事案だ。その婚姻関係は既に終了している。離婚をせざるをえなかったのは、今回の依頼者の責任で、慰謝料の請求事件である。その女性が不倫に走ったのは、それなりに家庭に問題があったのだと思われる。訴訟が始まるが、そうした人間関係を過去に遡って法廷で明らかにしていかなければならない事件である。

その相談が終わると、今度は別れた夫婦間のトラブルの相談であった。養育費の支払いと別れるときの資産の帰属の問題とがからんでいる事件である。夫婦であった関係であるが、その感情的対立は、結構、深いものがある。いまでも年賀状程度の交流のある40数年前の知人の息子さんの相談であったが、声と話し方が父親そっくりであったので、いっきょに過去のその当時の思い出が、、、、、。相談が終わっても、何かと話しかけてその人の声を聞いていた。

そして、午後は、これも不倫のからむ調停事件。あまりしっくりといってない夫婦の妻が、不倫があったと依頼者を相手に慰謝料の支払いを求めてきている事件である。依頼者は不倫の事実を否定している。さて、どこまで調停でその事実関係に踏み込んでいけるだろうか。なかなか双方が一致できる結論は難しいかもしれない。これも始まったばかりの事件である。

男女間の織りなす事件に、対応せざるをえない一日であった。

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