民主党政権を支持はするが、、、

2011年6月7日

ほんとうにニュースをみるのがおっくうな気持ちになる。
私は、小沢的体質の自民党が嫌で民主党を支持してきた。党の処分を受けながらも党の信頼を損なうことを権力闘争としてやっている。それに同調する同じ党の人たちがいる。鳩山さんまでもが、「ペテン師」だなどと党の代表をあざ笑う。辞任の時期など言えるはずもない。言ってしまえばおしまいだ。じっと黙ってみていれば、民主党の分裂の危機を救った功労者として名を残したであろう。こんな党に誰がした。

原発を国家政策として推進してきたのは誰か。そのことの責任をなんら問いもせず、福島原発の収束ができないことを責めている。原発の事故がおこれば、当然にありうることが当然のようにおきている。被ばくがコントロールできなくなっているのは対策の遅れのせいでなく、もともとこうなるしかない代物なのだ。5年10年の話になる、東北がなくなってしまうかもしれない、こうした危惧は当然ある。事故前の自然放射線のレベルに収まることは広範囲においてないだろう。その危険のなかでそこに住むしかない。たとえ年間1ミリシーベルトに押さえたとしても、そのレベルはすでに超えたレベルなのだ。誰も安全なレベルをもはや保証できることはない。でもどこかで、政治的な割り切りを残念ながらしなければならない。こんな問題がおきてしまったことの意味を政治は真剣に考えるべきであろう。

国会が空転し、復興にむけての取り組みがおざなりになっている。こんな政治の状況はみるに耐えない。ニュース番組をみる気持ちが暗くなる。管さんの個人的な好き嫌いでの議論に血道をあげるのではなく、党内においても野党も何をすべきなのか、どうすればいいのか政策の問題として議論をしていただきたい。

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