刑法学会でも実務家の衝突?

2006年5月28日

27日から立命館大学で開催されている刑法学会に参加している。27日の午後は第分科会「公判前整理手続」に参加した。公判前整理手続きは、裁判員制度の実施を控え、迅速な審理と充実した裁判が行われるように昨年10月から先行して一部実施されている制度である。今日の報告者は、平良木慶応大学教授の司会で東京地裁の大島隆明判事、最高検から山上圭子検事、日弁連から岡慎一弁護士がそれぞれ報告し、学者の立場からは中央大学椎橋隆幸教授がコメントをした。rnrn公判前整理手続きは、全国で今まで約230件が実施されている。現在進行中のものもかなりある。岡山では1件初めて公判前整理手続きが始まることになった。平均的には少ないとみるべきではないか。こうした実施状況をみて現実の問題が発生していて、そjのことにに関してフロアーからも質問が相次いだ。この問題は、従来の検察官と弁護人と対立の問題とだけに捉えると本質を見失うことになりかねない。裁判員制度の実施となったときに、被告人の権利を守りながら真実発見に資するにはどうしたらいいか、法律の規定を越えた法曹三者の協議がこれからも続けられる必要のあることを感じた。rnrn京都は、かつて年に1度は来ていた。くると決まって行くスナックがあった。中坊公平元弁護士が経営する聖護院御殿荘で毎年夏に日弁連の消費者委員会主催のセミナーが行われていたからだ。中坊先生が事情があって弁護士を廃業されたため、夏に京都にいくという恒例の行事が消滅した。従って、決まって行くスナックにもボトルをキープしたままで行かなくなっていた。今日は、京都の大学生の源太郎君と一緒に寄ってみた。なんとボトルはキープされていた。数年ぶりである。久しぶりに寄ることになったスナックに行くきっかけをを作ったその中坊先生を有志で励まそうと会を持つことにした。評価はいろいろあるかも知れないが、中坊先生がいたからこそ動いた歴史もあることを忘れてはならない。”””

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