進化しきれない故の病気その2

2006年7月8日

2足歩行に進化しきれないための「腰痛」があることを前にご紹介した。実は私にはもうひとつの進化しきれない病気があるのである。病気の話を始めるとなぜか楽しいのは老化現象だろうか。この病気の話をし、そうそうとうなずいてもらえることがとても嬉しい。rnrn動物はもともと水中から生まれた。太古の時代、まずは水のなかで生物が発生し、植物が水中で生い茂り、炭酸同化作用で大量に酸素が作られ、オゾン層によって紫外線から遮断された酸素のある空気の空間が陸上にできあがりrn動物が水中から地上にあがった。陸上動物は水分を摂取して、それを体内に循環させて保ち、不要となったものと一緒にこれを排出していく。水中で暮らしていたときはこれらの過程は円滑にすすんでいたが、陸上ではこの排出する機能が充分でなければ、一定の成分を体内に貯めてしまう。つまり陸上動物として充分に進化しきれていない状態なのだ。rnrn結婚して1年ぐらいたったころ、真夜中に右後ろ脇腹に激痛が走った。暗いなかで妻は生まれてまもない長女に授乳している。痛いといって声をかけようにも痛みで声もでないと言う状況であった。吐き気がし、脂汗がでてその痛みは例えようもなかった。それでもなんとか自分で運転して救急病院にかけつけた。しかし、待っているうちに痛みが幾分和らいできた。騒いできたことが少し気恥ずかしくなった。痛み止めが処方され翌日検査をすることになったが、尿路管結石ということであった。それ以来定期的に同じことを経験することになり、その都度自然に排石できるようになった。痛みにも慣れてくるようになった。排石される石の大きさも大きくなるが痛みは逆に小さくなってきていた。尿酸の発生することを押さえるかそれを排出する機能が充分でなく石となって体内に残してしまうのである。陸上動物としての進化が充分でないのである。rnrn石の発生には、ストレスも大きな影響を及ぼしていると経験的に感じている。かなり石が大きくなってでてくる前には必ず激しいストレスが存在していた。昭和59年に初めてアメリカに先物取引事情の調査に行って帰ったとき(今とは違い、海外に出ること自体が大きなストレスだった)、豊田商事事件で被害が多発して弁護団を結成したとき、オウム事件の業務妨害があった後、思わぬ国政選挙の候補者となった後(このときはついに排出するための手術を受けた)などの時のことは明確に覚えている。石英のような色をして水晶の破片のようにとがった石がでてくるといとおしくてしょうがなかった。どうせ痛い思いをするなならばダイヤモンドにでもなってくれとも思ったものだ。rnrnさて、今は石の発生を押さえるクスリを飲んでいる。そのせいか最近は結石の苦しみを味わっていない。ストレスを感じない鈍感な体質となったのかもしれない。このブログを書いて、ストレス発散して石の発生の予防ができているのでしょう。

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