霊感商法を支援する国会議員たち

2006年7月2日

東京で全国霊感商法対策弁連の会議があった。霊感商法はなおも多くの深刻な被害を出し続けている。しかし、最近ではあまり話題にならず、一般には既に忘れ去られているように思える。そのようななか、最近のTBSの報道特集において統一協会の霊感商法を取り上げて報道したことを高く評価したい。rnrn統一協会の別働隊天宙平和連合の集会に多くの国会議員が祝電を打ち、その霊感商法の権威付けの役割を果たしている。保岡興二議員の場合は妻が舞台にでて一定の役割を果たしていたというから、その関わり方は普通ではない。かつて、統一協会は勝共議員を組織し、その議員の所に信者の秘書を送り込んできていた。今回の多くの議員の関わり方は、以前のような組織的な動きがあるのかもしれない。rnrnその関わっていた国会議員の名前をあげる。内閣官房長官安倍晋三、保岡興二、中川英直、前防衛庁長官大野功統、木村義雄、福井照、山内俊夫、丹羽秀樹、羽田孜、高島修一、篠原孝、下条みつ、田中直紀、若林正俊、大村秀章、江崎鐵磨、馳浩、長勢甚遠、鈴木政二、野上浩太郎、高木毅、木村隆秀、船田元、牧原秀樹、小宮山泰子、西川公也、神風英男、国井正幸、中野政志、田名部氏らである。ほとんどは自民党議員であるが、民主党議員も含まれている。どうして関わるようになったのか、統一協会関連団体であることを知った上での行動かなどについて具体的な回答を求めていくことになった。また、国会議員に少しでも被害の実態に目を向けさせるべく7月13日に議員会館で集会を開催することを決めた。rnrn統一協会の伝道の違法性、霊感商法の違法性などについては既に最高裁でも明らかにされていて疑問の余地はない。そして、なおも被害を発生させている団体に対して国が何もしないというのはおかしい。破壊的カルトから国民を守ると言うことも国の大きな国民に対する義務であるといえる。その人の人格を破壊し、親族も含めた家族の経済的基盤を根底から揺るがすような巨額な献金を要求したり、その被害の深刻さは単なる財産的被害ではないことを意味する。そうした霊感商法にお墨付きを与えるような上記国会議員は大いに反省してもらいたい。

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