開票速報の怪

2007年4月9日

昨日の県議選、ひとまずは私が応援していた高原俊彦さんが上位当選を果たしたことで安堵している。当選確実が出たのが予定通りとはいうものの11時をかなり過ぎていたので、事務所で待機している支援者の人々を遅くまでやきもきさせた。rnrn何回かの開票速報は開票率ゼロの発表、そして開票が始まっても得票ゼロの報道である。そして次に開票がすすみ当選圏内にあると言われていた人たちが軒並み数千票となっても100票あまりの報道で最下位であった。事務所では開票作業に立会人を出している他いち早くその状況を事務所に知らせるべく、連絡担当者が開票所に詰めて見守っていた。確かにその担当者らは既に当選圏内にあると思われる得票が積み上げられていることを確認していた段階でも開票速報には反映されない。結局、最後の得票報道が100票あまりのまま当選確実の報道となった。しかも堂々の3位の得票数なのであった。rnrn得票数は、投票箱が閉まったときに客観的にはそれは確定している。その確定した事実をいかに正確に迅速に知ることができるかその認識手続の問題だけであるかもしれない。得票が追いついたり離れたりすることは基本的にあり得ないのである。しかし、利害関係なくこれを見ていると何かゲームをしているようであり、新たな戦いがそこでなされているようであって、この種報道が好きであるという人もいる。事実を正確に迅速に知らせることに意味があるとすれば、なにか作為的とも思えるこのような開票速報のあり方には問題があるのではないかと思われた。事務所に詰めて開票作業の実際の連絡を受けていた人たちからすれば、安心していれたが、これを知らないで報道だけを見つめている者にとっては一時期絶望するような思いをしたのではないかと思う。この開票作業の票の出し方に作為的なものがあったのではないかとさえ思わされた。

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