後輩を育てる

2006年6月20日

59期司法修習生の実務修習が終了し、東京での合同修習に帰っていく。今日は、裁判所、検察庁、弁護士会で合同の送別会を行った。岡山配属の30名は、東京での3ヶ月の合同修習を行ったうえ、卒業試験(2回試験と呼ばれている)に合格すれば晴れて裁判官、検察官、弁護士として巣立っていく。rnrn私もそうであったが、実務修習生時代は先輩たちから本当に親切にしていただき、懇切丁寧な指導を受けたことに大きな感動を覚えた。自らの時間を削って、後輩たちを育てていくために尽力しているのである。今日の修習生たちも同じ様な感慨をもったようである。法曹3者で育てた司法修習生が、それぞれの道を選択して巣立っていく。健全な司法が維持されるためには、良い弁護士が現場で良い活動をし、検察官が正義の実現する社会を維持するために適正な仕事をし、裁判官が公正な判断をくだすなかで、豊かな社会が実現する。そのために、後輩を育てていくというのは自らの仕事を完成させる意味でも必要なことだ。59期は1ヶ月半を担当した。60期からは3ヶ月事務所に司法修習生がいることになる。私のところで修習した人は、東京の大手法律事務所に就職が決まっている。司法の制度が大きく変わって、合格者が著しい増加をしているとき、この良き伝統がいつまで守られていくのかその制度の存続が危ぶまれている。rnrn昼間は、岡大法科大学院で講師として講義を担当した。司法試験に合格するために学んでいる人たちが対象の講義である。単に条文解釈だけでなく、何のためにどのような法曹像を考えながら学んでいくのか、その意義を考えながら学んで欲しいと思って講師を引き受けている。これも良い後輩を育てるためのものと思っている。rnrnさらに学生の夏休み期間に、岡山大学法学部学生のインターンを引き受けている。法曹への夢を持つことのできるインターンでありたいと考えている。良い後輩を育てる遠大なる計画の一つである。

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