今日も法律相談担当

2007年3月9日

2月26日に弁護士会館で行われる法律相談を担当したばかりなのに今日もその担当日となっていた。機械的に一定の法則で割り当てをしているのかもしれないが,1月に2回のクレサラ無料相談担当となり,2月,3月と間をおかないで順番が回ってきた。2月の相談は,予約者が少なかったため1名だけが担当し,私は当日の朝やらなくてもいいと免除されていた。ところが今日の相談は2人の弁護士が当初の割り当て通りすべての相談枠が埋まっていた。rnrn今日は,男女,夫婦の人間関係に関する相談が多かった。自分が一番不幸だと思って相談にこられるが,ドラマはどこにも誰にでも普通にあることにおどろかされる。不倫の相手が突然に自殺,同棲相手に子供ができ別れたくなった学生,不倫の相手から突然子供はあなたの子と言われた人のとまどい,30年以上連れ添った持病のある夫とひとときも一緒にいたくなくてどうしても離婚を請求したいなどとの相談が続いた。それぞれ相手方の立場にたってみれば理解できる相手方の反応・行動である。相手方がどのような気持ちになっているかそのことも考えながら当方の対応を考えなければならない。じっくりと訴訟をしてその中で問題点を整理していく,調停を利用して話し合いを続けてみる,弁護士会の仲裁センターでカウンセラーの協力をえながら話を進めてみることなど解決にむけての考え方を助言した。rnrn実は,今日の相談は,司法修習生に積極的に参加してもらった。法律相談はあらかじめ回答を準備することはできない。短い時間で相談の要旨を的確に把握し,問題の所在を相談者が認識できるように整理し,その解決の道筋を示すことが必要だ。しかも,安心して帰ってもらえるように心がけなければならない。法律相談はその意味ではいつになっても緊張する業務である。

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