クレジット事件

2007年3月2日

年老いて夫を亡くし,その寂しさのうちに暮らしているところへ,高価なアクセサリー,着物,羽毛布団などの商品を次々と購入させていた。その金額は1000万円近くにもなっていた。いくつかの契約は販売に問題があったとして商品を返却して解決し,いくつかの契約は訴訟になり,いくつかの契約は一定程度の支払いをしたうえで契約を解約して解決した。その最後の訴訟もやっと和解ができて解決した。不要不急のこんな契約を次々と多額にしていてもクレジット会社は収入のない高齢者に立て替え払いをしている。たとえ他社の契約ではあってもどの程度の契約がなされているかは業者の情報ネットによって確認できるシステムはある。クレジット会社は悪徳商法の被害者であることは知りうるべき立場にあるのだ。与信枠の審査についての問題である。rnrnこの裁判の和解が,契約金の60パーセントを支払うという内容で成立した。これでこの人の関係はすべて解決である。他の依頼者の関係でもう一つクレジット会社に関係して文書を発送した。販売店が霊感商法をしている会社であり,その霊感商法のために立て替え払い契約をしているのである。霊感商法によってクレジット会社も利益をあげうる構造になっている。いま改正が検討されている特商法、割賦販売法ではクレジット会社の販売店に対する管理義務についても明確化されるようとしている。こうした不法の商法を展開する販売会社への管理責任を明らかにすることによって悪徳商法被害を少なくしようとする施策である。そして、さらに岡山県消費者生活センターに対して、霊感商法の被害実態に関して調査の依頼をした。被害の状況を知り、その被害救済の対策に役立てようと全国調査をしている全国霊感商法対策弁連としての活動の一環である。rnrnこの時間にブログを書いていると突然に睡魔に襲われ意識が飛びそうになる。そうなるとさっさと閉じて眠るようにしている。最近はこの睡魔に襲われることが多く、支離滅裂とまでは言わないものの何か中途半端な書き込みのままで終わってしまっている。

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