グーグルアースがおもしろい

2007年2月26日

日本の偵察衛星4つめの打ち上げに成功し,これで世界を24時間監視し続けることが可能となったとのことである。先日NHKの番組でグーグルアースのことが報道されていた。書店を覗くと,結構このホームページのことがかかれている解説本がでていた。私も早速これを試してみた。rnrn実は,これがおもしろい。このソフトを立ち上げるとまずは6500マイル上空から日本を俯瞰した映像が映る。まさに地球儀をみている状況である。そして自宅の住所をいれて検索ボタンをクリックすると,先ほどの映像がどんどんズームアップされて我が家の約3300フィート上空からみた映像が映る。さらにズームアップ機能を使い,ズームアップすると我が家が確かに写っている。そして,この写真は祝日に写されたものか玄関の近くに車両が停まっている写真となっている。かなり細かく見ることができるのである。昨年暮れに旅をしたプラハの街を検索して表示させると地球が回転しながらプラハの街へとズームアップしてくる。その上空からの写真を見ながら道に迷ったところ,歩いた通りなどを辿っていける。さらに観光地などにはその場所ごとに写真が用意されていて,歩いた道を辿りながらさらにその場所の写真をみながら完全に旅を再現できるのである。世の中すごいことになっている。いろんなところを見てみるのはのぞき見趣味かもしれないが,とてもおもしろい。rnrnこの映像は基本的にはNASAの提供のようである。おそらく精度はかなり落として公開されていると思われる。しかし、それでも我が家の車の状況が判別できるほどの詳細なものであるので,元々の映像は精度が高くかなり鮮明なのではないかと思わされる。そうだとすれば,北朝鮮の重要人物の動きなど,かなり正確に当局は把握しているのではないかと思われた。家からでて歩いてどこかに出かける様子、車でどこにでかけたなどと生活の状況が詳細に把握可能である。こうした技術がきっとイラン,イラクの紛争の中でも使われてきたのだろう。ピンポイント爆撃などはこうした技術が使われたのだろうか。国レベルでこのようにして収集された情報がどのように使われいるのか,きちんと知っておくことは必要なことではないか.。しかし、日本の偵察衛星の情報については官庁組織内においてさえ、一部に留められているようである。どのように利用されているのか国民は知っておくべきだと思うし、利用実績は情報公開されなければならないと思う。「マイノリティ レポート」の映画の世界が実はもう現実化しているということである。

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