確かに温かい。日中はコートを脱いで移動した。夜になっても外の風の暖かさを感じる。この暖かさは、東太平洋赤道上の海水温度が上昇するエルニーニョ現象と、エネルギーを大量消費する経済活動が活発となって、地球上での二酸化炭素の大量発生が原因となっていると言われている。エルニーニョ現象は一時的かもしれないが、二酸化炭素の発生はこれからも増え続けることになる。もう後戻りすることのできないポイントを超えているのかもしれない。rn週2回の燃えるゴミの収集日があるが、わが家だけでもかなりのゴミを持ち出す。毎回、所定のビニール袋は一杯になる。時には2袋になったりする。相当なエネルギーを消化している証である。ゴミのでない生活、ゴミを再資源化していく社会構造に切り替えなくてはならないとは思うが、これを個人で実行することはかなり難しい。夜の街はネオンなどの照明、看板が輝き、通りに面する壁一面にけばけばしく広告の灯りがついている。決して美しいとは感じることのできない光景を当たり前のように日本のどこでも同じように見ることができる。昭和48年のオイルショック時には一斉にこれらの照明が消えていた。石油がなくなるかもしれないなどということがまことしやかに言われていたのだ。夜は夜らしく暗くなった。そんな街でいいのではないかと思う。昨年旅したプラハの街は、落ち着いた夜の暗さで、いつのころからの思い出の光景をみるようであった。夜はこの程度の明るさでいいのだと思った。特に不便を感じたこともなかった。二酸化炭素の発生量を減らす為にはこうしたことを大胆に実行していかなければならない。もはや引き返すには手遅れなのかもしれないが、、、。
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- カルト被害を考える会 に 田所眞紀 より
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暖冬
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