言葉でなく無策を批判

2007年2月6日

柳沢厚生労働大臣の「女性は子どもを産む機械」発言が問題となっている。昨日の愛知知事選、北九州市長選の投票行動にも影響を与えたようだ。人を単純な機械として表現したのは、そういってはばからないその人の人間性が出たもので、そのような人を議員に選び、大臣に任命している事実自体が「政治」の実態を端的に表現している。政治家とはそんなもので、そんな人がやっている政治だと「政治」を軽蔑してしまう。しかし、ここぞとばかりにその言葉だけを責め、政治の世界できちんと議論されなくてはならないことがそのままにされていることを本当は問題にしなくてはならない。人口が減少している対策として、女性にたくさん産んでもらうよう頑張ってもらうことが一番だという趣旨で厚生労働大臣は先の言葉を述べたのである。まず子どもを安心して産める環境、医療の充実、働く女性をとりまく職場、経済環境の整備、未来に希望の持てる社会にしていくことなど政治が取り組まなければならないことがいくつもある。こうした当たり前の発想ができない政治家が担当大臣であり、そんな人によってこの人口問題を解決する指針をださせるように責任者と任命した首相に責任があるというべきである。高い投票率であったといっても約半数の人しか投票していない。政治はここまで見離され、地に堕ちてしまった。rnrn朝は歯医者に6ヶ月ぶりに検査にいき、チェックをしてもらった。いつもハミガキの指導をしてもらうのであるが、かなりきびしいチェックを受けてここのところいつも及第点をもらっている。「良く磨けていますよ」と言われるとうれしい。今度来るときも誉めてもらえるように頑張ろうと思う。人は誉めて育てろというが、正にそうである。簡単にハミガキをすませようと思っても、やはり評価されるようにしておきたいと言う思いで少し丁寧に磨くことになる。今日も良くできているとのおほめをいただいた。しかし、不都合なところが1カ所あり、そこへの対応について懇切丁寧に指導を受けた。次回も評価されるよう頑張ろうと思った。どうやらきちんと教育を受けたようだ。

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