気になった法案

2006年6月17日

国会が事実上閉幕した。rn今国会で審議された気になった法案rnrn消費者契約法の改正がなされた。消費者団体訴権という新しい制度が誕生した。長い間の消費者運動のテーマのひとつであった。念願の制度ができたと言って良い。しかし、損害賠償請求がその対象からはずれていることが画龍点晴を欠いている。rnrn未決拘禁法が成立した。いわゆる代用監獄に法的根拠が与えられた。代用監獄は誤判の温床と主張し続けてきていた日弁連も、圧倒的な与党多数のなかで、わずかに将来的に漸減の道を残し得たことで良しとしなければならなかったのは立法は必ずしも正義がかなう道ではないことを認識せざるをえなかった。rnrn金融商品取引法が成立した。証券取引法を改正する方法で実現した金融商品の横断的な規制であり、プロアマで規制を弾力的に適用するという特色をもった法律の制定であった。終盤、特に参議院での審理にはいって商品取引法をこの法律の適用範囲にすること、さもなくば同様の規制を実現することなどが、現在の法規を逸脱した多くの被害をだしている商品取引の実態を審理の場面にだすことができ、将来の法改正がちかくなされることもありうることが国会の意思となって現れたことがよかった。rnrn共謀罪は、危うく成立するところであったが、世論の盛り上がりでどうにか継続審議で成立を阻止することができたことは成果であるが、次期国会で引き続き審議され、予断を許さない。rnrn憲法問題も、靖国参拝問題、教育基本法改正問題、国民投票法案などさまざまな問題となって現れてきているが、健全な国民的議論も地道になされてきはじめている兆候はある。これからも、十分に議論を闘わせて、その結果今の平和憲法を守ろうという結論に至れば、これは世界の、あるいは人類の大きな節目となる出来事となるに違いない。rnrn審議入りすることはなかったが、次期国会での審議入りが確実とみられるゲートキーパー法つまり弁護士密告制度ができようとしている。これは弁護士の守秘義務を侵害し、依頼者の信頼を失う結果となるもので我々の仕事の中核を崩そうというもので、絶対に通してはならぬものである。

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