サラ金の次はクレジット会社

2007年1月22日

今日は、日曜日であったが、闘病中のお年寄りの依頼者と打ち合わせの日程がはいった。事務所にでてきていただくには、足の便と体の調子との関係で家族の方と一緒でなければならないので、休日を利用したのである。夫を亡くし、一人住まいで田舎に過ごす年金暮らしの人に、地元の販売店や訪問販売で次々と高価ななアクセサリー、洋服、寝具などを買わさせて、その額が1000万円程度になっているのだ。このように判断能力が衰えている人に対して次々と大量の販売をするのはおかしいし、このような契約に関して簡単にクレジットの契約をしてしまうクレジット会社もおかしい。クレジット会社が支払い能力をきちんと審査し、販売店の管理をしていればこのような被害は未然に防げるはずである。この件はクレジット会社との訴訟になっていて、契約書に署名押印がある以上はこれを争うのが非常に困難である。rnrnそして、別の件についてクレジット会社に対して通知文書をだした。これは、統一協会関連の物品販売会社が、購入することが救いになると言いながら念珠、朝鮮人参液などを高額に売り、それをクレジットに組んでいたことから、支払い拒否の通知をだしたのである。このような霊感商法と組んでクレジット会社は利益をあげているといえ、違法行為を販売会社と共同で行っているのである。クレジット会社が単に利益をあげようとするのではなく、販売店を適正に管理していれば霊感商法などの販売店に対して立て替え払いなどしないはずである。そして、立て替え払い金には高率の手数料が加算されている。利息制限法の利率を超えている。サラ金の金利はグレーゾーンがなくなることが決まったが、金利と同視できるクレジット会社の手数料は利息制限法の適用はなく、野放しの状況である。rnrn今度は、サラ金だけではなく、クレジット会社が衿を糺す番である。クレジット会社の販売店の適正な管理、与信枠の適正な審査、高水準の手数料の見直しが必要だ。

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