早朝から

きょぅは、成人の日で祝日あった。連休を作るために成人の日は毎年変わる。なんだか祝日の意義とかありがたさを感じることができない。祝日の朝であるので朝寝坊を楽しもうと思っていた。しかし、月曜日なので燃えるゴミの収集日であり、午前８時までにはゴミを出しておかなければならない。朝寝坊といってもプチである。家事を手伝うか否かのアンケートには、必ずゴミ出しを手伝うか否かの項目がある。私は必ずこのゴミ出しは担当している。その意味では家事を手伝う優等生かもしれない。rnrnそう思いながらもう少し寝ていようと思っていたところ、玄関のチャイムが鳴る。モニターで様子を見ると、大学生風の人でおばさんのような雰囲気を漂わせている若い女性が、小脇に何かを抱えて立っている。なんでしょうかと尋ねると「アフリカ援助の募金です」という。間違いなく統一協会のニセ募金である。まず雰囲気がそうだ。まだ７時３０分である。休日の、しかもこんな早朝から普通の募金には来ない。アフリカの募金ですなどとありきたりの昔の手口を未だ使っているのは、統一協会だけである。即座に結構ですと断るとすっと帰っていった。朝１番にみんなで集合して気合いをいれ、ノルマを課されてそれぞれが出発する。このノルマが達せられるまで訪問を続ける。実績をあげられなければ、祈りが足らないからだとか、全てその人の個人責任にさせられる。そんな過酷な状況のなかでニセ募金が行われる。集められたお金は、裏帳簿で管理され、統一協会に集められる。モニターに写った彼女はそうした生活をしているのだ。責任分担を達せられないと自分を責めながら。単に断るだけでなくもう少し話をすればよかったかとも思った。しかし、つかの間の朝寝坊を妨害された嫌な気分だけが残った。

This entry was posted on 2007年1月9日 at 12:37 AM and is filed under 日記. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.