亥の年

今朝は昨日と違いほんとうに雨であった。空気がなんとなくしっとりとした感じであったので、外を見ると雨である。一番に昨夜書いていた年賀状を出しに近くのポストまでかけた。大学筋のとおりには誰もいない。アスファルトが濡れていて木の葉の落ちた並木どおりは静かだ。コンビニにも誰もはいっていない。大学の裏山はもやいでいて雲の中のようだ。いつもと同じように目が覚め、１日が始まるが、やはり新年の緊張感を覚える。rnrn今年は年男だ。５回目の年男なので還暦を迎えることになる。同級生からの年賀状は意外にもその年男あるいは還暦に触れている人が少ない。もう気にしないでおきたいという気持ちがあるせいなのかも知れない。定年を迎えて長年の単身赴任から解放されると書いていた友がいた。今年は、我々の世代が大量に定年を迎える。その感情は嬉しさとさびしさとが入り込むことになるのだろう。私も還暦だと言われても誰のことかと言いたくなる。しかし、年だけは確実に６０年を重ねてきたことは間違いない。やはり一応の節目であろうか。今年は、本を出版してみようと今考えている。書き綴ったブログをまとめるだけなら原稿はあるのであとは印刷するだけで本ができる。還暦は関係ないと言いながら、こうして何か記念に残そうと思い始めている自分がおかしい。そして誰かに読んでもらえることになれば、嬉しいことではないか。そんな企画を考えて今年の１年が始まった。誕生日までには何とか完成させてみたい。

This entry was posted on 2007年1月3日 at 12:03 AM and is filed under 日記. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.