今日は2件の応援事件の打ち合わせがあった。1件の事件はオンブズマンから提起されていた住民訴訟の控訴審事件である。元市長さんを交えての打ち合わせであった。事件の事柄の性格上4代にわたる昭和40年代以降の政策の実施状況を検証することから始まった。その時々の政策の特徴が表れていて大変興味深い内容を知ることができたが、その対応に市長さんの資質的な違いがあることも感じた。依頼を受けている元市長さんは誠実な方でであり、その職務執行にあたっても決して横やりを許さないタイプの人であった。しかし、このような人に対して住民訴訟で億の単位の賠償をさせるとの1審判決がなされたのである。事件の内容を検討していると責任を取るべき人は別の人のように思えてきた。私は、単なるお手伝いとしての参加ではあるが、このような人に人生の最後近くに立ち直りを許さないような判決を出させてはならないと思っていて、なんらかの支援ができればと考えている。rnrnもう1件は土壌汚染の宅地を購入させられた住民の方からの相談案件である。住民の方々の被害の実態を実感しないままの議論では、なかなか前に進まない。こうした相談はまずは現地で話を進める必要がありそうである。途中から応援を頼まれるのは費用の問題、運動論等もあり、しっかりと信頼関係を築いていくまでが難しい。まずは、住民の方々の意思の統一であろうか。
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- カルト被害を考える会 に 田所眞紀 より
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打ち合わせから
2006年12月26日
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