クリスマス気分?

2006年12月16日

今日は同じビルに事務所を持つ人たちとの合同忘年会の日であった。もう十数年共同で忘年会をしている。修習生3名も参加していた。会が終了してその修習生3名と修習担当の弁護士1名がわが家に寄って、いろんなことをしゃべりながら楽しいひとときを過ごすことができた。rnrn先日、岡山大学のキャンパスの中に学生生協がイルミネーションを飾って、学生たちの気分を盛り上げている様子が報道されていた。その報道の見出しは「クリスマス気分」ということであった。しかし、このクリスマス気分とはいったい何をさしているのだろうか、どんな気分のことをクリスマス気分というにだろうかと疑問に思った。この見出しを書いた編集者の貧しい発想だと考えざるをえなかった。厳粛な雰囲気を感じたのだろうか、浮かれた気分を表現したのだろうか、サンタクロースを想像したのだろうか、はたまたしっかりと人間の原罪について思いをはせたのであろうか、イルミネーション一つに何を感じるべきなのか私には理解できなかった。「クリスマス気分」として共通のイメージをもつことはもはや困難なのではないか。もっとマスコミとしては具体的な表現が必要ではないかと思わされた。rnrn先日、訪問したプラハ、ドレスデン、ライプツィヒ、ベルリンでは、その街の広場で、クリスマスマーケットが開催されていた。グリューネワインの香りがたちこめ、クリスマスオーナメントのいろんなものが販売され、その他の日常品も格安で販売されている。各教会ではパイプオルガンでいろんなコンサートがそれぞれ催されている。少なくともこれらの都市の人たちのクリスマス気分とは、教会の鐘の音を聞きながらイエスの物語を思い浮かべ、イメージしているのだろう。日本でもクリスマス気分と言い切らないで、具体的にどんな気分なのかきちんと捕らえて表現すべきであると思う。

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