ブログをはじめて1年

2006年12月14日

昨年の12月15日がこのブログの始まりとなっている。ちょうど1年を経過した。ほとんど毎日書き込みをしてきた。いままで日記など書いたこともなく、書いたといえるとすれば小学校時代の「夏休みの友」ぐらいでこんなにも続けられるとは思ってもみなかった。rnrn岡山弁護士会の会長の任期にあったとき、会員数が増加して会員相互の緊密さがなくなり、会の情報伝達にも苦労し、弁護士会への帰属意識が希薄化しているのではないかと感じていた。それを少しでも克服しようと会員用ホームページでほぼ毎日、会務のこと、弁護士会の抱えている課題などを書き込むことにした。時には東京で開催されている理事会の論議の様子をすぐに掲示板に書き込み、日弁連などの動きを報告し、情報の共有化を図る努力をした。しかし、あまりホームページは見られていなかったように感じている。このときから、日々書き込むことに慣れが生じていたと思う。rnrnそして、山陽新聞夕刊の週1回の連続9回コラム欄の執筆をすることになり、今までの自分のことを振り返る機会を与えられた。約700字のコラムであったが、この700字というのはかなりのことが書ける字数であることに気付かされた。今の自分を書くことは結局は過去の積み重ねの自分であり、それが自分そのものなのだと思ったのである。弁護士も33年目を通過しつつあり、来年は還暦である。しっかりと今を見つめてみたいと思うようになったのである。何かを評論するのではなく、常に生活の体験を通しての事柄を書いてきたつもりである。毎日継続すれば気取ってばかりもいられない。私の地が表現されていると思う。そして、最初は全く第三者のことは考えていなかった。単に書くという行為を継続してきただけである。しかし、最近はいくぶん違った気持ちもある。常に一定数の方のアクセスがあり、読んでいただける喜びもでてきて、きょうは休もうかと思うときでもその日のことを少しでも書き留めておこうと思うようになっている。これが続けられる秘密なのかもしれない。

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