えっ「インターナショナル」!

2007年4月15日

ある労働組合の結成50周年記念式典に参加した。民主党衆議院2名,社民党の元衆議院1名,新人候補として県会議員選挙に当選したばかりの「当選人」(まだ任期は始まっていない)3人,告示を明日に控えた岡山市会議員数名と政治家もたくさん出席していた。私は弁護士になった当初からのおつきあいでかれこれ34年目となるだろうか。

この人たちとのつきあいというのはもちろん労働事件の依頼を受けたということである。解雇事件,ストライキを巡る刑事事件,男女差別問題など今日,参加された方々の多くの方々になつかしい思い出がある。先日職場復帰を実現したばかりの組合の方々も元気で参加していた。小規模の会社で働く人たちを対象とした組合だけに起きてくる問題は世相を敏感に反映してくる。これを雇用主と戦っていくのは本当に厳しい条件を必要とする。だからこそ,この組合が50年の歴史をもってきたと言える。幾人かのご挨拶のなかで,この組合を支えた者として名前をあげて頂いたのは光栄である。ただし,組合側は私のことを外部には顧問弁護士と紹介しているが,私は顧問料などはいただいていない。

最後に皆さんといっしょに「インターナショナル」が歌われて閉会した。学生時代はよく歌う機会のあった歌である。歌声喫茶でも歌われていた。学生運動が高揚していたころ学生の間で機会あるごとに歌われていたのである。しばらく歌うことも聞くこともない歌となっていたが,こんなところで歌うことになろうとは思ってもみなかった。力のある歌詞で,勇気づけられる強さを感じるが歌詞はいささか古くなりすぎてはいないだろうか。

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