またまた靖国へ

2007年4月24日

国会議員が揃って靖国神社に参拝とか。
靖国神社は宗教施設である。
侵略戦争を遂行するために造られた国策宗教施設であった。
従って,侵略戦争を先頭にたって推進した人も,そのなかで非業な死をとげた人も,宗教的信条で合祀を好まなかった人も,国家によってそこに祀られるという儀式がなされた。
心からの宗教心で靖国にお参りしたい人は,厳粛な気持ちで自分の行動として一人でお参りしたらいい。そうでないパフォーマンスは政治的行動でしかない。そうであれば,亡くなった方々の冥福を祈るなどと美しい言葉で飾る必要はない。
本当に平和を願う行動ならば,かつての国策宗教施設にではなく誰でもがその祈りを捧げることのできる施設で行うべきである。
日本国憲法は,こうした戦争への反省から生まれた。宗教と国家権力との関わりを厳しく制限した。この歴史認識のなさ,そういう人たちが今の日本を美しい国にするという。

この憲法の改正問題が現実の問題となってきている。簡単には変えられない憲法のはずが,国民投票法によって実は簡単にできてしまうからくりをつくろうとしている。今の憲法の規定で環境権を憲法上の権利であると主張していてもこれを認めようとしない人たちが,環境権などの新しい権利を盛り込むために憲法改正に賛成するなどというごまかしの論理によって,実は平和憲法の基本原則を変えてしまおうとしている。

もうすぐ憲法が60歳の誕生日を迎える。私の誕生日の翌日である。

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