昨日に続いて,,,

2007年5月20日

今日の午前中は午前9時から弁護士を中心とした情報交換と問題点の討議などが行われた。まだ札幌だったのである。法的な問題としては長い間のカルトとの関わりのなかでその団体内部で活動しているときには当初は恐怖感にとたわれたりするが,それなりに生き甲斐を感じることができたり,喜びをもって献金したりすることもある。それをもすべて違法であると説明するにはどうしたらいいか,心理学的にアプローチしながら,それを法理論にいかに仕上げていくか,最近の統一協会の対応を分析しながら討議された。

岡山を発ったのは今週の木曜日である。木曜日は東京で用務をすまし,金曜日と土曜日は札幌であった。実は今日は岡山弁護士会の定期総会の日であった。今まで,一度も定期総会を欠席したことがなかったが今回は初めてパスした。事件を処理するためにはやはり最新の情報をえておかなければならず,弁護団会議を優先したのである。弁護士の数が200人以上にもなり,特に重要な議案があるわけではなかったので私一人ぐらいいなくてもおそらくほとんどの人は私が欠席していたことは気づかないであろう。そんな規模の会となったということだ。私のような考えの人が増えれば(無関心な人が増えることは確実),本人出席しか認められない制度では定足数が足らなくなってしまう可能性がある。そんな事態になることは本当にさびしいことである。今日の欠席は,どうしても心の中ではひっかかりが残る。

3日間岡山をあけていただけであるが,空白となった期間をずいぶんたくさんもったような気がする。こうなればおきまりなのであるが,明日の日曜日は火曜日の講義の準備に忙殺されることになる。

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