それはだめでしょ,土屋さん。

2007年6月15日

ここのところずっと毎日いっぱいの予定である。親の浪費に悩む子ども,離婚前の負債の整理,遺言の処理などの相談,自己破産宣告申し立ての準備の打ち合わせ,交通事故の示談,カルト被害の示談成立など目一杯の日程がはいっている。数万円の報酬であったり,数千円の相談料であったり,まさにマチ弁の事務所である。そんななか数年前に債務整理を終えた方のお母さんからお世話になりましたと桃太郎トマトが届いた。毎年この時期にもってきてくれていて,ほっと嬉しい一瞬を感じる。そして,修習を担当した二人の司法修習生が岡山を離れるということで挨拶に来てくれた。とびっきりうまいと言われるお酒を持参でのあいさつであった。特に賄賂にもならないだろうから受け取ったが,私のことを飲んべえだと思ったか。これも心のなごむ一瞬であった。

そんな時を過ごしているとき,ヤフーニュースで土屋日弁連元会長の自宅が家宅捜索を受けているとのニュースが入ってきた。朝鮮総連が損害賠償事件で敗訴しそうであり,判決で差し押さえられてはまずいと不動産の名義を変えていたのである。これはどう考えてもまずいことである。現実に売買がなされていたとしてもかなりまずい行為である。これはやってはならない行為ではないか。普通ならこんなことはしない。マチ弁の感覚であればできないことである。しかも背後には政治的なものが見え隠れしている。こうした普通の感覚をあの人たちは失ってしまったのだろうか。普通の感覚がとおらない事件があまりにも多くなってきた。最近では,福祉といいながら巨額の利益をえようとする人もいた。多くの年金が不明となり,国によって年金が騙取されてしまったのである。しかもそれについて全く反省がないというおかしな国である。それでいて「美しい国」なのだから。

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