本音なのに

2007年7月3日

久間防衛庁長官が米国の原爆投下を「しょうがない」と発言した。いろいろと真意は別のところにあったなどと謝罪をしているが,本音がそのままでただけのことではないか。そんな考えを持っている人が大臣にいるのである。それを,かばい,良しととする首相なのである。政府そのものが同じ考えでいると評価すべきことではないか。戦後レジュームからの脱却などと言っていたが,結局こういうことなのである。これだけは譲れない一線であるはずなのに簡単に言葉ででてしまう。

どうせ言うのなら,米国が核を使用せざるをえないほど,日本の軍隊は最後まで馬鹿なことをして多くの国民を犠牲にしてしまったという反省を十分にしなければならない。従軍慰安婦はなかったことに,南京大虐殺はなかったことに,沖縄の集団自決もなかったことにしながら,アメリカの犯した人体実験的核による無差別大虐殺は仕方がないといってしまうこの無神経さが信じられない。そんな人がいる今の政府である。教育問題など論じる資格がない。

いやー,ここまでくると本当に恥ずかしくなる。「美しい国」などと言ってる場合ではないよ。日本はいったい今は世界に対して何を発信できるのだろうか。こんなニュースが流れるととても腹立たしい。腹が立ってばかりいるこのごろである。

午後から大阪家庭裁判所で遺産分割審判の期日であった。既に3年ほどつづいているのだろうか。そろそろ大詰めにきた。往復岡山始発の岡山終点ののぞみに乗った。どちらも良くすいていた。人の移動の少ない時期なのだろうか。蒸し暑い、どんよりとした1日であった。

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