大学院生からの評価

2007年7月5日

昨日の講義の始まる前に事務局から院生にたいする講義の評価アンケート用紙を渡された。このアンケートを院生に渡し、アンケートの回答を当方が確認できない方法によって回収して、封緘をして返却せよというものである。

一方的に講師が試験によって院生の評価をするのではなく、院生から講師の評価をするのである。このようなシステムになっているとは知らなかった。そのようなシステムが大学であることは聞いたことはあったが、自分の講義に対して学生からの評価をうけることになるとはもともと考えていなかった。でもおもしろいシステムである。どんな項目のアンケートになっているか私は知らないが、結果については大いに参考にしたいと思っている。講義がこうした緊張関係のなかでなされることは意義のあることであろう。普通の大学では、講師の人気とりの媚びがうまれかねないとも思うが、法科大学院では法曹を目指して懸命に頑張っている人たちである。その人たちの期待に応えられるものにするためには率直に院生側からの意見を聴きたいと思っていた。

とはいうものの、他から評価を受けるということは、緊張感を伴うものではある。

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