日弁連の会議

2007年7月11日

PIC000220.jpg今日は,霞ヶ関にある日弁連に会議のためでかけた。司法改革に関する立法段階を終え,具体的に実施の段階にはいっているが,そこで起きてくる問題に対処し,その方針をだしていく会議である。長年にわたって司法改革問題に取り組み,立法段階でも中心的な役割を担ってきた人たちによって組織されている会長の諮問機関的な「司法改革実施対策会議」という名の会議である。とんだ役回りではあるが,弁護士会,弁護士論を闘わせながらの議論となり,中国ブロックから推薦を受けて参加することになったが,私にとってなかなか有意義な時間をすごすことができる会議である。

今日の話題の中に弁護士の数が増えて,質が落ちたというとんでもない実例が報告されたりした。数が増えて司法は充実したのか,弁護士のアイデンテティーは何か,公益的活動とは何かなど議論してもなかなか結論には至らない。しかし,多様な弁護士像が生まれてくるなか弁護士として共通なコアな部分は何か,それを追求し続ける会の組織であるためにはどうしたらいいいかなど簡単には方針をまとめることはできない。弁護士の数が増えることが国民にとっても,弁護士にとってもいい結果であると思える司法でなければならない。さて,この議論なかなか結論に至らないと思うがどうなるだろうか。1ヶ月に1度の割合で会議がもたれている。

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