明日の日弁連の委員会に出席するために前夜から上京した。今日は、私の事務所で修習した司法修習生と一緒に食事をした。現在、埼玉県和光市にある司法研修所で最後の修習をしている。もうすぐ終了検定試験（２回試験）を終えて、９月からは実務家として巣立っていく後輩である。そしてその後、子どもたちとも会って食事をともにした。長男は１１頃まで仕事をしているようだったので今夜はパスということだった。
ホテルの部屋から見える光景は高層ビルが林立し、窓には深夜になっても火は消えない。一極集中の現実を目の辺りにする光景である。国会周辺を職場としている長女、二女からは、江田さんの参議院議長決定の状況が知らされた。宿泊しているホテルにも与党関係者の誰かがきているらしく番記者が控えていた。明日から臨時国会が開会される。新しい選良のもと、新しい国会が始まる。日本の進路が問われる国会となりそうである。東京は，こうして目のあたりに社会の動きを目にすることができ，刺激に満ちた街である。
明日は、午前中は出版社との打ち合わせ、受任事件の調査（欠陥住宅に関する資料収集）、そして午後には日弁連の委員会と用務をこなす。日弁連では裁判員裁判制度に関して議論がある。これも司法に市民がどのように参加すべきなのか、国会同様、国民主権の意識が問われる問題である。